
筋膜アプローチ治療の実際 セミナー終了!
『筋膜を整えて健康を取り戻す』
筋膜調整セラピストの半田です。
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7月3日(日)
理学療法士の先生方に筋膜治療のお話をさせて頂きました。
会場は平成医療短期大学(岐阜)
63名の先生方にご参加いただきました。
ありがとうございます。
痛みを訴える方に対して,どのように施術をしているのか
筋膜に限らず,施術に対する自分の軸としている「考え方」と
自分の「経験」から得た筋膜治療の可能性など
それらを交えながら
なぜ,自分が今こんなにも筋膜にこだわって施術をしているのか?
そんなこともお話させていただきました。
そして本題の「筋膜治療の実際について」
今回は「Fascial Manipulation®」という筋膜治療の方法を用いた実例をご紹介させて頂きました。
そもそも,「筋膜の状態が悪い」ってどういうこというのか?
筋膜の状態が悪くなると出てくる症状ってどういうものなのか?
では,どういうことがきっかけで筋膜の状態は悪くなってしまうのか?
筋膜の悪い状態を全身の中から見つけ出すには実際どのように考え
どのように調べているのか?
そして,どのように筋膜を治療しているのか?
その実際を講義と動画にてご紹介させて頂きました。
(撮影にご協力頂きましたクライアント様。ありがとうございました!)
「足の痛み」の原因が「肩甲骨まわりと胸まわり」の筋膜にあった症例
「仙腸関節(腰)が抜ける」といった訴えの原因が「足首」の筋膜にあった症例など
いずれも「昔の怪我」に注目したことが,いい結果を導き出せた大きな要因でしたね!
(当日発表資料より一部改変)
ご本人の感覚では「出産」がきっかけとなり
骨盤の関節ががおかしくなったとお感じのようでしたが
私の見立てと施術結果からすると大きな要因にはなっていないようでしたね。
もっと大きな要因がありました!
その他,いくつかの症例もご紹介させて頂きました。
筋膜を治療する際には
その人の人生を振り返ることがいかに大切か
問診でしっかりと確認していく作業がいかに大切か
ご理解いただけたのではないかと思います。
今そこにある症状だけではなく
その人の過去のエピソードを一緒に確認していく
患者さんとの共同作業ですね
筋膜を施術するうえで
ほんとうに大切なことなんです。
日々の施術の中で
そのことを以前にも増して実感しています。
実感せざるを得ない経験を沢山させてもらっています。
今回お伝えしたことが
皆さんを通して,患者さんのお役に立ちますことを願っております!
参加して頂いた63名の理学療法士の先生方
筋・筋膜アプローチ研究会岐阜支部代表の田島先生
ならびにご準備をしていただきましたスタッフの先生方
本当にありがとうごいました!
TRIGGER 半田