
めまいの理学療法&筋膜調整セミナー 終了!
8月25日(土)~26日(日)
TRIGGER主催
『前庭リハビリテーション~めまいの理学療法~』を開催しました。
(会場:東京リハビリテーション専門学校)
今回は参加していただいた方、全員が理学療法士でした。
25日は「前庭リハビリテーション」
講師は杏林大学の松村先生
26日は「めまいに対する筋膜調整」
講師は私,半田
※半田の詳しいプロフィールはこちら
目のまえの患者さんやクライアントさん。
めまいを訴えていたらどうしますか?
「様子をみてください」なら誰でも言えます。
めまいは「知っているかいないか」でできることが全く変わります。
耳石の影響なのか?
前庭の器質的変化のあとなのか?
伝導路の問題なのか?
筋膜の問題なのか?
ならどんなリハビリをすればいいのか?
そんなことを紐解いていきました。
松村先生の「めまい」の講義は日本一わかりやすいと思います。
参加者の先生が声をそろえて「すごいわかりやすい!」
「本を読んであんまり理解できなかったことが、今日でわかった!」とか。
なので内容がどんどん頭の中に入ってきます。
前庭動画反射の評価ではiPhoneを使ってみたり。
進化しています。
前庭リハビリ。前庭代償を考えて。
エクササイズのお話
BPPVに関しての評価と介入方法。
僕も経験がありますが、耳石の問題ならあっというまに解決することも。
眼振の方向は~?クプラ型?
私、半田からは筋膜とめまいのお話。
メニエール病って,実は筋膜が原因でそのように振る舞っているだけのこともあるんじゃない?
っていう話をしました。
メニエール病には,蝸牛症状,つまり「耳鳴り」「難聴」「耳閉感」をともなうとされます。
原因は,内耳の内リンパ水腫,つまり内リンパ液の圧力が高くなることが原因と考えられています。
実際の臨床では,筋膜に介入することで「耳鳴り」「難聴」「耳閉感」がなくなったり,かなり改善するケースに遭遇します。
めまいも一緒になくなるケースにも遭遇します。
原因がわからない。メニエール病じゃないか?
っていうことを耳鼻科でいわれたのなら筋膜への介入のチャンス。
経験からも,めまいには筋膜の観点からも介入することは1つの選択肢として必須だと考えています。
外眼筋まわりにも筋膜が。
参加者で実際にめまいがある人にデモンストレーション。
施術の流れをつかんでいただきました。
そしてみんなで練習。みなさんお上手でした!
これからは「めまい」の訴えを無視できなくなります。
ご本人からは言わないけど,実際にめまいで困っている人はたくさんいます。
スポーツ選手にも高齢者のリハビリにもどんどん活用してみてください!
参加していただきましたみなさま,ありがとうございました!
今回,松村先生の教え子の先生に運営スタッフとしてご協力いただきました。
ありがとうございました!
私の実技パートではアシスタントとして
TRIGGERの筋膜調整セラピスト,理学療法士の中村と
女性のからだを筋膜から紐解く,高崎健康福祉大学,理学療法士の瞳先生を招集。
これからもTRIGGERではレベルと質の高い実技指導がみなさまにご提供できるように精進いたします。
次回の松村先生と私のめまいセミナーは来夏を予定しております。
是非、チェックしてみてくださいね!!!
TRIGGER 半田
※過去の『スペシャル・ワークショップ』の様子はこちら