3期生限定のオンラインセミナー『機能性消化管障害に対する筋膜ケア』を開催いたしました!
こんにちは。トリガースクールの中村です。
昨日、第3期JMF自律神経ケアセラピスト養成コース受講生に向け、特別オンラインセミナーを開催いたしました。
テーマは「機能性消化管障害に対する筋膜ケア」
なかなか聞き慣れない障害名ですが、自律神経ケアに関わっていると必ず対応することがあるので、情報をシェアさせていただきました。
機能性消化管障害とは、簡単に言うと、明らかな原因がわからないけど腹痛や便秘・下痢などの消化器症状がある状態のことです。
病院で検査をしても特別な異常はない。
だけど、不調はある。
こういったお困りごとで悩まれている方は本当に多いです。
機能性消化管障害の代表的なものがこちらです。
- 機能性ディスペプシア
- 過敏性腸症候群
- 慢性便秘
- 原因不明の胸痛
- 嚥下困難感
など、診断がつくものとつかないものがあります。
今回のオンラインセミナーでは、機能性ディスペプシアの方、過敏性腸症候群の方、慢性便秘の方に対して筋膜ケアを実施した反応を共有させていただきました。
経験上、機能性消化管障害でお困りの方は体幹の筋膜機能異常がみられることが多いです。
実際に介入した1例がこちら
全5回で施術した箇所を示していますが、明らかに体幹部に硬さが集中していました。
そして、図で示した部位を丁寧にケアしていくことで、不調が劇的に変化していきました。
今回ご紹介した症例は一部ではありますが、コースでお伝えしている内容でも充分対応できるイメージが湧いたのではないでしょうか。
『自律神経』はまだまだ分かっていないことが多い分野です。
ですが、セラピストとしてできることは沢山あると思っていますので、引き続きチャレンジしていきましょう!
ではまた実技復習会でお会いましょう〜
ご参加の皆さま、ありがとうございました!