自律神経系の自覚的および他覚的所見に関連する身体的・心理的因子の検討@第11回日本地域理学療法学会学術大会
こんにちは!
トリガースクールの中村です。
11/16-17に大阪は高槻で開催された第11回日本地域理学療法学会学術大会にて、発表させていただきました!
テーマは
「自律神経系の自覚的および他覚的所見に関連する身体的・心理的因子の検討」
自律神経系の諸症状を呈するクライアントさんの多くに背骨(特に胸椎)の柔軟性が低下している方が多いんですが、
症状の有無と柔軟性の程度が一致する場合とそうじゃない場合とがあるなと考えていました。
そこで、これまでの先行研究でも扱ったデータを元に、主訴の程度と胸椎可動域の関連性と、さらにそれらに影響を与えているであろう身体的・心理的因子についても検討してみました。
結果を端的に紹介すると
「自律神経自覚症状が10度なほど、交感神経が優位、胸椎屈曲可動域は低く、さらにアテネ不眠尺度は高値を示す傾向にある」
となりました。
これは私個人の推測ですが、自律神経系の不快症状に対する情動の変化、そしてその程度が身体機能に影響を与えている可能性が高い
つまり、「心身相関」の影響が色濃く出ているのではないかと考えました。
今回の研究が少しでも自律神経系セラピーに関わる方のお役に立てれば幸いです!
今後も弊社では自律神経と筋膜の研究を通して、地域社会における健康増進や不調の慢性化防止を視野に、さまざまな活動を行っていきたいと思います。
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