「どうすればいいですか?」から「私はこう考えます」へ。少数精鋭5名で駆け抜けた濃密な3ヶ月
先月、JMF自律神経ケアセラピスト養成講座アドバンス東京1期が無事終了しました。

今回は理学療法士・柔道整復師の5名による少数精鋭のコース。
3ヶ月間、全6回にわたり学びを深めてきました。
アドバンスコースでは、ベーシックで学んだ内容を土台に、さらに幅広い視点から自律神経を捉えるための知識と実践をお伝えしました。
ポリヴェーガル理論
内受容感覚
Fasciaの応用
前頭葉機能の評価と活性化
ニューロセンサリーワーク
など
ベーシックでは十分に伝えきれなかった内容にも踏み込み、解剖学や生理学的な背景を踏まえながら、多様な不調に対応するための視点を共有してきました。
しかし、今回のコースで最も印象的だったのは、知識量の増加ではありません。
受講生の皆さんの「学び方」が大きく変化したことです。

ベーシックコースでは、
「この場合はどう考えればいいですか?」
「どんな介入をすればいいですか?」
といった質問が多くみられました。
もちろんそれは学習過程として自然なことです。
一方、アドバンスコースでは、
「私はこう考えたのですがどうでしょうか?」
「この症例には別の解釈もできると思います」
「この評価結果から私はこう仮説を立てました」
といった発言が増えていきました。
答えを求めるのではなく、自ら考え、仮説を立て、検証する。
その姿勢が回を重ねるごとに強くなっていったことが、とても印象に残っています。
講師である私自身も、多くの刺激をいただきました。
受講生の皆さんはそれぞれ豊富な臨床経験を持ち、学ぶ姿勢や探究心も非常に高い方ばかりでした。
だからこそ私も、
「より分かりやすく伝えるにはどうすればよいか」
「より実践に落とし込むにはどうすればよいか」
「この方の臨床現場ではどのように活用できるか」
を常に考えながら向き合うことができました。
教える側と学ぶ側という関係性を超え、共に探究し、共に成長する3ヶ月だったように感じています。
また、少人数だったからこそ生まれた受講生同士のつながりも、このコースの大きな財産だったと思います。

臨床の悩みを共有し、意見を交換し、お互いの経験から学ぶ。
一人では得られない学びが、そこには数多くありました。
自律神経を学ぶことは、単に知識や技術を増やすことではありません。
症状だけを見るのではなく、なぜその身体がその反応を選択しているのかを考えること。
そして、身体を部分ではなく、一つの適応システムとして捉える視点を育てることだと考えています。
今回修了された皆さんが、これからそれぞれの臨床現場で多くの方々を支え、新たな実践と経験を積み重ねていかれることを楽しみにしています。
3ヶ月間、本当にお疲れさまでした。
そして、ここからが本当のスタートです。
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