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脊柱の可動性が自律神経および不安感や睡眠の質に与える影響@第75回日本自律神経学会総会in埼玉
  専門書籍・論文・学会発表

脊柱の可動性が自律神経および不安感や睡眠の質に与える影響@第75回日本自律神経学会総会in埼玉

こんにちは。
トリガースクール講師の中村です。

この度、2022年10月27日・28日に埼玉で開催された第75回日本自律神経学会総会にて、口述発表をさせていただきました。

第75回日本自律神経学会総会

オフラインによる医学界での発表がはじめてで、緊張はしましたがなんとかやり遂げることができました。

脊柱の可動域および運動が自律神経・不安感・睡眠の質に与える影響について発表

今回の学会では、脊柱の可動域および運動が自律神経・不安感・睡眠の質に与える影響について発表させていただきました。

結果は、脊柱運動群において、脊柱の可動域向上に伴い交感神経活動が減弱し、不安気分の点数も低くなる傾向にありました。

ただし睡眠の質に関しては、脊柱運動群・肩甲帯運動群の両群でアテネ不眠尺度の点数が減少していました。

これにより、運動の種類に関係なく低負荷・高頻度で継続して運動することが、アテネ不眠尺度の点数を減少させることにつながっている可能性が示唆されました。

これらの結果から、臨床においては、交感神経活動が優位な方に対して脊柱の可動域を評価し、改善させていくことで交感神経活動の抑制が期待できることがわかったとともに、不眠症状のある方に対しては低負荷で継続できるエクササイズを処方することを心がける必要性があると感じました。

また来年も自律神経学会で発表したいと思います。

できれば自律神経コースのメンバーとも一緒に学会参加したいですね。

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