
頭頸部の不調に対する筋膜ケア@株式会社Be healty 様
こんにちは。
トリガースクールの中村です。
株式会社Be healthy様よりご依頼いただき、「頭頸部の不調に対する筋膜ケア」講座を開催いたしました。
頭部の不調の代表格でもある「頭痛」ですが、時に命に関わる重篤な問題が隠れていることもあるため、まずはレッドフラッグスの紹介から。
体のケアに関わる全ての人が知っておくべき知識なので、ここでも簡単にシェアしておきますね!
①発熱を含む全身症状
②新生物の既往
③意識レベルの低下を含めた神経脱落症状、または機能不全
④急または突然に発症する頭痛
⑤50歳以降に発症する頭痛
⑥頭痛パターンの変化または最近発症した新しい頭痛
⑦姿勢によって変化する頭痛
⑧くしゃみ、咳、または運動により誘発される頭痛
⑨乳頭浮腫
⑩痛みや症状が進行する頭痛、非典型的な頭痛
⑪妊娠中または産褥期
⑫自律神経症状を伴う頭痛
⑬外傷後に発症した頭痛
⑭HIVなど免疫系病態を有する患者
⑮鎮痛剤使用過多、もしくは薬剤新規使用に伴う頭痛
[引用;頭痛診療ガイドライン2021アメリカ頭痛学会]
これらの項目は確実に頭に入れておいて、
「おや?」
と、少しでも違和感を感じた時は、深追いせずに、きちんと医療機関の受診を勧めましょう!
そして、後半は実技中心です。
今回の筋膜ケアの主な適応症状は
・頭痛
・疲れ目
・食いしばり
・首こり
・肩こり
など
汎用性の高いケア方法をお伝えさせていただきました。
たくさん練習して、ぜひ現場でご活用いただけたらと思います。
ご依頼いただき、ありがとうございました!